うーわぁ〜〜〜ん。
痛ましくて28章を読んでられません。
最初読んだときとは違って、怒りと憎しみに燃え上がるハリーと対峙するスー先生の描写を読むのがつらいです。
スー先生、ハリーが『禁じられた呪文』を口にしないようにさせているように見えるのですが…
「無駄だ!」とかじゃなくて「やめろ!」って言ってるんですよ。ハリーを攻撃しているデスイーターにも制止の言葉を投げ掛けている。
こんな状況でもハリーを守らずにおれない(ドラコと同じように)ように見えてしまいます。
はあ、しかし29章を読むと脱力する。
「私は年をとりすぎている」というルー先生、同い年ならいいんですか?
やっぱりルー先生はスー先生のことが!(現実逃避)
以下(またもや)トンクスへの暴言につき注意。
29章、ビルとフラーがくっつく事は嬉しいんですよ。
グレイバックに噛まれたビルを前にモリーとフラーが抱き合って泣き合うシーン、「これこそが(この作品がテ−マとしている)愛なんだな」と思えます。モリーのビルへの愛と、フラーのビルへの愛、それによって理解しあえたモリーとフラー、それでいいじゃないか。それがなんでそこで「ほら!見なさいよ!」ってなるんですか?「私たちだって愛をはぐくめるのよ!」って、ルー先生をじろりと見るトンクスがいやだ。わかってはいても心の中にとどめていて欲しかった。「人狼だなんて関係ない!」ということはつまり、「ビルは噛まれて人狼の血が混じっちゃったけど、フラーはそれでもいいって言ってるじゃないの!だから私たちにとっても人狼の血なんて何の障壁にもならないのよ!」ということですよね。ちょっと不謹慎すぎじゃないですか?せめてこの場では自分とルー先生との恋愛よりビルの体のことを心配してほしかった。ビルは噛まれたばっかりでどうなるかわからないし、命の心配だってまだあるし、何よりダンブルドアが死んだばっかりなんですよ。なんかなー、なんかなんか。うーん。