先生の人生はほんとにリリーしかいなかったのかな。
スー先生は彼女のほかには考えられないほど愛してて、冷たく当たられても死んでしまってもそれは変わらない。一体どこがそんなによかったのかな…と思わないこともないですが(すみません)先生が愛した人ならば、そして先生を幸せにできるのが彼女しかいないというならば認めるほかはありません。
異性としての愛ではなく刷り込みのような盲目な愛だった気がします。シリウスがジェームズを愛したのと同じ。そういう意味ではシリウスと似てるのかもしれませんね。
でも、シリウスもそうだけど、先生の時が過去のまま止まったままなのはやだ。誰か、誰でもいい、リリー亡きあとも先生によい影響を与えるような人がいてくれなきゃやだ。結局二次創作に救いを求めてしまいます。
ルースネ的にはルー先生がいいなぁ。最後までルー先生はスー先生のことを理解できないままでしたが、重要なのはスー先生がルー先生をどう思ってたかです。デスイーターから命を助けたり(失敗しちゃったけど)殺人鬼ブラックと仲間だったと思って頭に血がのぼったり(そうじゃないと思ってたからこそあんなに失望+激怒したのだと思います)ほんとに多少でも、リリー以外の人間に心を開いていたのかもしれないと考えると、救われます。
仕事もそうです。ホグワーツという学校のなかで生徒相手に教鞭をとることで、苦しみ以外の何かを感じとってくれていたらいいのに。あんなに一生懸命教えていた先生、やっぱり魔法薬学教授という職業に満足していてほしい。
「これもそう悪くはない」と思えるような一瞬がぜひ先生にはあってほしいです。
ということでこれからもリリー以外のスー先生を考えていきたいと思います。(強引)