シリウスが空白の12年間を経て、憎むべき我が家に帰ってきてから、どんなふうに生活してたのかなあと思うと感慨深いですね。
ふつうに洗面台で髭を剃ったり、ひび割れたバスタブにつかったり、十代のときのバスローブ羽織ったりしてたのかなあ。
あそこで暮らすことは、自分はブラック家から逃れられないんだという緩慢な絶望に身をひたすようなことで、そこに留まるよう指示したダンブルドアは何を考えてたのかなあと思います。
生家とは15歳で縁を切ったはずなのにいまだここにいて、今度はもう逃げだしても迎え入れてくれるジェームズはどこにもいないんだ…と考えてたとしたら、それはもう塞ぎ込んでもしかたないことだと思います…
でもこの絶望があってこそのシリウスが好きです(自分も鬼だなあ)