
ハロウィンなのでデスイーターなスー先生。
これも一つの馬鹿馬鹿しい仮装ではある。
『服従か、死か?』と扉をたたくのです。
もしもスー先生が妖精さんだったら…という話からふくらんだ妄想です。
鉤鼻で、ねっとり頭で、土気色の顔で、イヤミたらしい言動で、
なのに背中に半透明の羽が生えてるんですよ!
蜜を求めて花から花へと飛び回ってるんですよ!
(腰にある壷は蜜を集めるためのものです)
うっかりしていると鳥に攫われちゃうんです。かわいいよー。
あ!もしかしてヒナと勘違いされてるんでしょうか?
花の蜜しか吸わないのに親鳥にミミズを押し付けられて
屈辱にうち震える妖精ス−先生。
「なんか入ってる?」
あまりに小さいのでハリーのかぼちゃカップにはまって
出られなくなった妖精スー先生。
私も妖精スー先生をつかまえに行きたいです。
かぼちゃカップを枕元に置いて寝ようかなあ…
妄想です。
ある日コウモリは打ち捨てられていた鳥の卵を見つけます。
見よう見まねで営巣し、卵を抱いて温めて孵すのですが、
孵ったヒナはコウモリのことを好きではないのです。
コウモリは他の親鳥みたいにふかふかした羽根もなく、
だから自分の肌をびったり密着させてヒナを温めるのですが、
ヒナはそれが気持ち悪くてしょうがないのです。
巣の中も硬くてじっとり湿っていて居心地はよくありません。
あるときヒナの仲間の鳥が現れてヒナを連れて行こうとします。
コウモリは自分の子供を奪われるように感じて抵抗するのですが、
ヒナはコウモリより自分に似た鳥の方に懐いていて、
「鳥は鳥に育てられるのが一番だよ。コウモリの親なんてね」
と周りも声を揃えるばかりで、
ヒナを卵から孵したコウモリに味方する者はどこにもいません。
ずっと覆いかぶさるように卵とヒナを抱いていたコウモリは
自分の背がひどく曲がり猫背になっていることに気づくのでした。
巣の中で猫背で佇んでいるうちに急に自分の巣が憎らしくなってきて、
かぎ爪で巣材をはがし、穴を空け、そのみすぼらしい巣を壊すのでした。
コウモリ=スー先生
ヒナ=ハリー
仲間の鳥=シリウス
でも先生はいつまでも心の中に巣を持っているのです。
抱く対象がなにもない、からっぽの巣を。