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喪失

スー先生が命を落としたことを、ルー先生は知っていたのか。
敵だと思ったままでも、恨んだままでも、そういうことは一切関係なく、スー先生が死んだことを知ることがあったのか。

なんとなくルー先生はその喪失にはもう耐えられないんじゃないかと思います。
ただでさえ「自分は幸せになるべきではない」と思っている人だというのに、そのうえスー先生の真実を知り、愛情と罪の代償の大きさを思い知らされたら、ルー先生が今まで通り生きていられるとは思えない。

互いが死んだことを知らず、あらゆる意味で互いを喪失することなく最後のそのときを迎えられたのだとしたらいいな。

どうして、どうしてと思う気持ちはまだありますが
今はあの最後がもっとも痛みが少なかったのではないかとも思えます。

ルー先生は幸せだったのかなぁ。

ヴォルピー

ピーターには妻子もないし地位も名誉も失うものは何もない。
さらに言えば純血だの穢れた血だのって思想もどうでもよかったと思うんですよね。
守ってもらえたらそれでよかった。ダンブルドアでもヴォルデモートでも誰でもよかった。
死にたくなくて、傷つけられたくなくて、ひたすら逃げてたどり着いたのがあの位置だったんじゃないかな。

ピーターの目は誰も見てない。主人が闇の帝王だろうが偉大な魔法使いだろうが本当はどうでもいい。
ヴォルさまはそれが透けて見えて腹立たしい。信頼できない。でも手放せない。悔しいから。
ピーターの目が恐怖の色を浮かべているときが唯一ヴォルさまが安心できる瞬間なのです。

バイオレンスなヴォルピー。

ピーターとヴォルさま

妄想です。

ピーターって怖いキャラですよね。
守るべきものも理想も正義も何にもなくて、ただ恐怖から我が身を守りたい。
ジェームズたちと過ごしたホグワーツ生活をウィーズリー家で過ごしたスキャバーズ生活と同等に考えてそうだ。
仲間を裏切るということをなんとも思っていない。
そんなピーターに頼らざるを得ないヴォルさま…
ピーターの変わり身の早さと自己評価の低さをヴォルデモートは馬鹿にしていると共に恐怖もしていると思います。

変わり身の早さは…
自分が死んだ後のことを嫌でも考えさせる。
ジェームズやダンブルドアを呆気なく裏切ったように自分のことも簡単に切り捨てるのではないか、自分が死んでもこいつは何らダメージを負うことなくのうのうと生きているのではないか、自分ではない誰かに「あなただけです我が君」などと平気で言うのではないか、つまり「自分の代わりなどいくらでもいるのではないか」と、そう思わせる。
ナンバーワンでなくてはいけないヴォルさまにとってそれは想像するだけでも耐えがたいことだ。

あと自己評価の低さ…
ピーターの卑屈さはヴォルさまの尊大さと対極に位置する。
愛を知らないヴォルさまは、サラザールの血を引いているとか魔法の力が強いとか、そういった「自分が特別である」ことを支えに生きてきた。
愛されることの代わりとして畏怖されることを支えとして生きてきた。
なのでピーターの自己評価の低さが信じられない。
最初はその卑屈さを鼻で笑っていても、だんだん自分の価値が揺らぎそうで怖くなってくる。
「僕は特別な人間じゃありません」「何の取り柄もなくただ生きているだけです」なんて、ヴォルさまが自分では最も認めたくないことを平然と言ってのけるから。
なぜそんなことを言えるのだ?なぜ貴様はそれで生きていられるのだ?なぜ俺様はこんな奴に頼らねばならないのだ?と。

ヴォルさまはピーターを軽蔑しながらも恐れている、それを認めたくなくて力や恐怖で縛り付ける。
それは忠誠とは違うんだけど。
愛とはさらにかけ離れているんだけど。
ピーヴォルいいな。

スー先生と携帯

携帯電話が苦手なスー先生妄想。

〜アドレス帳編〜

・ハリー→ほ゜った息子
(あくまで名前では登録したくない模様)
・ジェームズ→ほ゜った乳
(誤変換で登録してしまったが直しかたがわからないので放置している)
・シリウス→フラッグ
(へんな予測変換で登録しちゃった模様)
・ルーピン→おおかみ
(ルー「なんで僕だけ?!」)


〜メール編〜

Fromルーピン
セブルスこんしゅうの日曜は空いてるかな
ホグズミードにかいものにいこうよ(^O^)

Fromスネイプ
それより ほ゜つたの とつくんは と"うなつてる
て"めいんたに は゜とろ茄子はて"きるようになつたか

Fromルーピン
えっ?なに?

Fromスネイプ
まつたく 貴様は つくつ"く 能天気た"な
わか"はいも 暇て"はないのて" 失礼する

〜15分後〜

Fromルーピン
わかったよ!ディメンターにパトローナスする特訓だね?もうだいぶ上手くなったよ
ごめんね

Fromスネイプ
そんなことで いちいち めるしてこなくて いい
わか"はいは いそか"しいのて" 日曜に て"かけたかつたら もうめるしてくるな
ゆひ"か" つる

Fromルーピン
ごめんね…(^-^;

ルー先生→2分で返信
スー先生→15分かかって返信

機械ものが苦手なスー先生だけど一生懸命ぽちぽち打ってお返事くれるんですよー。
対面してなら嫌味も饒舌に言えるのに…と歯がゆいスー先生。萌える。(夢)

小学生

ホグワーツ入学前はハリーみたいにマグルの小学校に通っていたのかなあ。
きっとそこでもいじめられてたに違いないですよね。
お母さんの教科書を読みながら(僕の居場所はここじゃない…11歳になれば…!)と思ってたんだとしたらかわいいなあ。
小学生

ちょっと長いのでつづき。

Look at me

リリーの子供だから/ジェームズの子供だからというのを差し置いてもスー先生はハリー個人を愛していたと思っています。
自分で選択したようで実のところはダンブルドアに仕組まれた道を歩んできたハリー、悲劇の結末が待ち受けているとは思いもよらないハリーに、自分の境遇を重ねて無意識な憐れみの感情を抱いていたんじゃないかと。

そんなハリーを結局は死なせなければならない、守ることができないと知ったときのスー先生はどれほどつらかったんだろうか。
だから最後の瞬間にハリーを目の前にして、ハリーに何か伝えようとしてたと思ってたんですよね。
でももしかしたら何も伝えるつもりはなかったのかな。
自分の秘密は墓まで持っていくつもりだったのかな。自分の身を削ってリリーへの贖罪を続けていたことを。本当は死んでしまいたいくらいつらかったことを。
ただ緑の瞳を前にして感情と記憶がこぼれでるのを押さえることができなかっただけなのかな。

I'm sorryでもForgive meでもなくLook at meって、ほんとにただリリーに対して向けられた一言だったのかな。

ハリーとスー先生はついに繋がらないままだったのか。
ハリポタはハリスネの物語だと思うのでリリーへの想いで〆にしたローリングさん(「僕を見て」だし松岡さん?)にいまいち納得がいかないです。

ペチュスネ!!

ペチュスネに萌えー。

スー先生はジェームズにリリーを奪われたと感じているでしょうが、ペチュニアこそスー先生にリリーを奪われたも同然なんですよ。
セブルス少年さえ現れなければリリーの不思議な力は「魔法」じゃなかったかもしれないんですよ。
リリーはただの変わり者の妹だったかもしれない。
おかしな劣等感を抱かなくてよかったかもしれない。
さらに言えばリリーが魔法で吹っ飛んで死ぬこともなかったのです。
スー先生はペチュニアに少なからず負い目を抱いているといいな。
萌え。

7巻のラストまでセブルスとリリーが幼なじみだったことは隠されていましたが、関係を考えるとなんて危うい秘密だったんだーと思います。
というかむしろスー先生的には隠す気はなかったのかな。
だって先生は、ペチュニアとハリーが一緒に暮らしているのを知ってるんですよ。
いつ幼い頃の自分の話が出てもおかしくなかったんですよ。
ハリーがたまたま家でスー先生のことを話題にしなかっただけで。

あ〜でもペチュニアおばさんがスー先生がホグワーツで先生をしてたことを知ってたらよかったのに〜
もし知ってたらハリーに小さい頃のスー先生のあんなことこんなことを話してくれたりしたに違いないのに(夢)
スー先生はハリーがペチュニアのもとで育てられてるのが気が気じゃないんですよ…
なに吹き込まれてるか気になってしょうがないんですよ…
ハアハア…

黒歴史

「お願いだから忘れてえええ」な過去は誰にもあるものだと思いますが…
スー先生は生徒のそんな黒歴史を誰よりたくさん知ってるんだろうなと思うとニヤリとします。
卒業生が結婚して子供もできて、自分の子供の進路相談(!?)でホグワーツにやってきて色々エラそうに話しているときに、先生がそれを持ち出したりして…

「えー授業態度が悪い? うちの子に限ってそんなわけないじゃん?」
「僕に似て真面目な子だよ。教授の評価がおかしいんじゃないの?」

「ふん。真面目か。君もかつては薬学教室の机に文字を彫ったりレポートの余白に詩を書いたりしていたものだが」
『オレは魔法社会の歯車には絶対ならない。ウソつきな汚い大人なんて糞くらえだ!』

うわあああやめてええ忘れてくださいいいいい(敬語)」

教え子は一生先生に頭が上がらないんですよ。
萌えるー。

憎しみ

スー先生はジェームズやらシリウスやら、自分が本気で憎むことができる存在を必要としてたのではないかな。
だって先生が人を愛することを拒絶してるから。リリーより他に愛する存在なんてあってはならないと思い込んでるから。
先生が他者に愛を注げないはずがない。でもそれを自覚したら先生はあまりの罪悪感に壊れてしまう。
だから憎しみを、憎しみだけを頼りにして自分の感情を吐き出さざるを得なかったのです。

ハリーへのきつい当たり方を見ると泣けてくる。ジェームズにそっくりだから嫌いだって。そんな。
先生にとってはそれが頼みの綱だったのか。
ハリーを愛しているはずがないと思い込むための。

先生はただ嫌悪しか愛情を語るすべを持たなかったのかな。

生活習慣

スー先生の胃が心配です。
ちゃんとごはん食べてるのかなぁ。
食欲とか睡眠欲とか生きるための欲求が薄そうです。
スピナーズエンドのスー先生はあまり食事をとっていなさそうです…

その点ホグワーツは食事の時間や就寝時間が決められてるから生活リズムが整えられていいですね。
ホグワーツで生活習慣を強制改善させられるスー先生かわいいなぁ。
きっと集団生活とかすごく嫌いだろうに、学生の時から長いことホグワーツで寝起きして食事を食べるスー先生を想像すると萌えます。
ホグワーツはスー先生のおうちですよね〜

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