ルー先生を人狼体質に至らしめたのは、グレイバックの咬み傷ですよね。
スー先生を闇に走らせ、人を殺させまでしたのはいったいどの傷でしょうか。
それは心にある大きな傷で、先生は小さいときからそれをひきずっているのかもしれないな…
左腕に刻まれた闇の印ではなく。
と思うと胸が痛いです。
一体なにが先生の心に傷をつけたのでしょう。混血であることなのかな。
幼いセブルス少年の瞳が虚ろだったのも、両親が不和だったのも、学生時代いじめられていたのも、闇にはまって抜けられなくなったのも、これはすべてスネイプ先生が混血だったからなのかなと思うとすごくすごく不憫でやるせない気持ちになります。
マグルと魔法界の軋轢はなんとかならないんでしょうか?
スー先生のお父さんとお母さんとか、メローピーとリドルとか。
「混血は幸せになれない」というのがハリポタ作品の総括になりそうでいやだなあ。
そうじゃないですよねローリングさん。
それともスー先生やヴォルデモートは両親の出自に関係なく、生まれたときから悪役になるよう運命づけられてたんですか?
あんなに豊かな人物描写をするローリングさんがそんなラストにするはずはないよなあ。
もやもや。