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子育てピーヴォル

ピーヴォルはすごい公式CPなのでは?と常日頃思っています。
あんな取るに足らない(とヴォル様は考えていたであろう)小男の世話にならなきゃいけない屈辱… 置き去りにされる恐怖… 裏切られるのではないかと疑心暗鬼… たまりませんね。
復活前の未熟児のようなヴォル様をピーターがお世話する図式も大好きです。まるでメローピーから得られなかった赤子時代のお世話のやり直しみたいで、皮肉で残酷ですよねぇ。
ピーターはヴォル様の体拭いたり柔らかいポリッジ食べさせたりしたんでしょうか。ナギニはそういった身の回りのお世話ができないからなぁ。
(わが君〜 私がお力になれればいいのですが… このウサギ肉をわが君にもお分けできたらいいのですが…)と申し訳なさそうにシューシュー縮こまってるナギニ萌える。
その気持ちだけで十分やで!とホロリ涙するヴォル様(妄想)

ヴォル様と分霊箱

ダンブルドアが、自分の魂を決して分割せず他人にも見せず、一個の強い存在感を保っていたのに対して、ヴォル様は分散させて影響力を広げようとしたんだなぁ。対照的ですねぇ。

ヴォル様の分霊箱作りってなんか寂しい子の発想だよなぁと思います。モノに執着する飢えた子供の発想です。
他人の持ち物に自分の名前を消えない油性マジックで書くかのごとく行為だなぁ(ただし殺人をともなう)

ヴォル様はもともと子供の頃から盗癖/所有欲のある子でしたから、ダンブルドア陣営のものが寝返って死喰い人になる行為を喜んで受け入れたんじゃないでしょうか?ネビルにやっていたように甘い言葉で誘惑して、敵対勢力自分に隷属させたときには強い喜びを感じたことでしょう。

ヴォルナギ

とりとめのないヴォルナギ語りです。

下の記事の続き。
むしろナギニが保護者ポジションだったのかな。
(私では我が君のお世話ができないからワームテールの力を借りなければ…)とか思いながらピーターが逃げないようにシューシュー脅して見張るナギニかわいい。
ナギニが赤子形態の弱った俺様を守るようにやさしくとぐろを巻いてるのを想像すると和む。
ナギニは分身であり恋人でありお母さんってのが萌える…

俺様が人間形態に戻ったときは思う存分ナギニをモフモフ…じゃなくてナデナデしたんだろうなぁ。
よぉーしよしよしよしって。文字通り魂をわけあった分身だもんね。
パーセルタングで二人にしかわからないおしゃべりでイチャイチャするヴォルナギかわいいですね。
脱皮したてのツヤツヤの鱗を恍惚の表情でナデナデしまくる俺様…
を見なかったことにしてそっとドアを閉じるルッシーさん…

テーブルの下とかにナギニの脱け殻が脱ぎ捨てられてて何かもうすごくイヤなルッシーさん…
ドビーがいたら片付けてくれるのにって思いながら燃えるゴミに出してるよ。
妻も息子も「あなた/父上お願いします~」って頼ってくるから断れないんですよ。
「ドビーがいた頃は便利でしたわねぇ…」とかナル様に言われて、うっかり解雇しちゃった身としては立場が弱いルッシーさん…
ドビーが帰ってきてくれたらなーって毎晩ベッドの中でしくしく泣いてるよ。

ヴォルピー

ヴォルピー
一人では身動きも取れない醜い赤子のヴォル様を世話するピーターって凄い構図だなと思います。
ピーターはグリフィンドール出身の死喰い人で、裏切りと大量殺人をやってのけた上にしぶとく生き永らえていて、とても怖いキャラだと思います。
ヴォル様はピーターがいなければ復活できなかったんだなあ…。
一番弱っているときにそばにいたし、スー先生より近い位置にいたとも言えるんだなあ。

スー先生受け!

低画質
むかぁ〜しに描いたペーパー絵が出てきたので色塗りしました。
スー先生受けオンリーイベントのときのです。
思いつく限りの攻めキャラを描けて楽しかった!

原寸は428KBあります。

ヴォルピー

ピーターには妻子もないし地位も名誉も失うものは何もない。
さらに言えば純血だの穢れた血だのって思想もどうでもよかったと思うんですよね。
守ってもらえたらそれでよかった。ダンブルドアでもヴォルデモートでも誰でもよかった。
死にたくなくて、傷つけられたくなくて、ひたすら逃げてたどり着いたのがあの位置だったんじゃないかな。

ピーターの目は誰も見てない。主人が闇の帝王だろうが偉大な魔法使いだろうが本当はどうでもいい。
ヴォルさまはそれが透けて見えて腹立たしい。信頼できない。でも手放せない。悔しいから。
ピーターの目が恐怖の色を浮かべているときが唯一ヴォルさまが安心できる瞬間なのです。

バイオレンスなヴォルピー。

ピーターとヴォルさま

妄想です。

ピーターって怖いキャラですよね。
守るべきものも理想も正義も何にもなくて、ただ恐怖から我が身を守りたい。
ジェームズたちと過ごしたホグワーツ生活をウィーズリー家で過ごしたスキャバーズ生活と同等に考えてそうだ。
仲間を裏切るということをなんとも思っていない。
そんなピーターに頼らざるを得ないヴォルさま…
ピーターの変わり身の早さと自己評価の低さをヴォルデモートは馬鹿にしていると共に恐怖もしていると思います。

変わり身の早さは…
自分が死んだ後のことを嫌でも考えさせる。
ジェームズやダンブルドアを呆気なく裏切ったように自分のことも簡単に切り捨てるのではないか、自分が死んでもこいつは何らダメージを負うことなくのうのうと生きているのではないか、自分ではない誰かに「あなただけです我が君」などと平気で言うのではないか、つまり「自分の代わりなどいくらでもいるのではないか」と、そう思わせる。
ナンバーワンでなくてはいけないヴォルさまにとってそれは想像するだけでも耐えがたいことだ。

あと自己評価の低さ…
ピーターの卑屈さはヴォルさまの尊大さと対極に位置する。
愛を知らないヴォルさまは、サラザールの血を引いているとか魔法の力が強いとか、そういった「自分が特別である」ことを支えに生きてきた。
愛されることの代わりとして畏怖されることを支えとして生きてきた。
なのでピーターの自己評価の低さが信じられない。
最初はその卑屈さを鼻で笑っていても、だんだん自分の価値が揺らぎそうで怖くなってくる。
「僕は特別な人間じゃありません」「何の取り柄もなくただ生きているだけです」なんて、ヴォルさまが自分では最も認めたくないことを平然と言ってのけるから。
なぜそんなことを言えるのだ?なぜ貴様はそれで生きていられるのだ?なぜ俺様はこんな奴に頼らねばならないのだ?と。

ヴォルさまはピーターを軽蔑しながらも恐れている、それを認めたくなくて力や恐怖で縛り付ける。
それは忠誠とは違うんだけど。
愛とはさらにかけ離れているんだけど。
ピーヴォルいいな。

必要な役割

6巻を読んでるとハラがたってしかたがありません。
いかに「ハリーしかヴォルデモートを倒せない」かというのがせつせつと語られているからです。
いいじゃないか、ハリーがヴォルデモートを殺さなくても。
ヴォルデモートなんかほっとけよ!
そしたらスー先生もこんなに苦しまなくていいんだよ。
闇を討つべく運命付けられた(ダンブルドアは言い方をかえただけ)ハリーを守るために危険なダブルスパイの役割をになうこともないし。
ハリーはむりやり愛を持たされて、ヴォルデモートに立ち向かうべく仕向けられているような気がします。
ダンブルドアの、ハリーポッターという世界の、そういうところがイヤだ。
スー先生もハリーも魔法界という社会の被害者のよーな気がします。
かたや英雄に仕立て上げられ、かたや裏切り者に仕立て上げられる。
そういう点では通じ合っているなあ。
以前Blood+Sugar+Sex+Magikのゆきぽんさんが翻訳された『If You Are Prepared』という海外スネハリファンフィクションを思い出します。

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