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愛憎

HarryPotterの主題は『愛と憎しみ』なのかな〜と思います。
しかも、愛担当:ハリー憎しみ担当:スー先生っぽいかんじ。
ハリーはリリーに愛されることで生き残って、愛するものを奪ったヴォルデモート・スー先生を憎むことが闇を討つ動機になっているし、
スー先生はジェームズを憎むことで闇に溺れ、ハリーに憎まれることで退路を断っているような気がする。
スー先生の心の平安というものはあるのでしょうか。
誰かスー先生を愛してくれ…。
ダンブルドアが死んでしまったいま、一体誰がスー先生を信じて/許してくれるというのでしょうか。

愛憎どろどろ劇は好きですが、原作で読むのがこんなに辛いことだとは。

闇のいきもの

スー先生はボガートが苦手なのではないかな〜と思っていたのですが
考えてみたら、スー先生って闇の魔術に傾倒していたんですよね。
防衛術を教えたがっていたくらいだし。
だったらそんなに怖いはずがないのかな〜。
自分の恐怖が怖くてデスイーターがやってられっか!って感じで。

…………
そう、スー先生の怖いところは、怖いもの知らずなところなのでした。
人に嫌われること、恨まれること、誤解されること、罵られること、
どれも恐れず、自ら自滅の道を辿っているように思えるのです。
やめてえ。怖い怖い怖いよー。先生が怖い。
何のためにそこまでするんですか?『臆病者』と言われることを恐れる
ほど、一体何をそこまで必死になって生き急がなければならないんですか?
どうかどうか先生が無事でいますように。
せめて同人女の妄想の中でだけは幸せでいてほしいよう。うう。

↑夜中の感傷的な気持ちでスー先生について語ってはいけないという例。
ボガートについて語るつもりが脱線してるし!

翻訳待ち

翻訳新刊が出ると安心して色んなサイトめぐりができるのが嬉しいです。
翻訳が出るまではねたばれが怖くてネットサーフィンができませんでした。
ようやく色んな人の原作感想が/ハリポタ作品が読めて幸せです!
原作も、ショックは大きかったけど、初めて読む新鮮さがあります。
10ヶ月待った甲斐がありました。

それにしても…
ねたばれを知っていて、それを言わずにいるのも大変なことですね。
特に今回のような内容では、『ス−先生ファンにはつらい』と零すことも
(ねたばれに配慮するなら)できないし、抱え込むのは苦しいだろうなあ。
翻訳が出るまで長期間待たされるということはもどかしいですが、
そのぶん読んだらすぐ大っぴらに感想を言うことができるのが
翻訳待ちのおいしいところかもしれません。
映画はタイムラグほとんどなしに語り合えるからいいですね〜。

ぶり返し…

あああ……
ぼんやりしたり疲れたりすると6巻を思い出して落ち込みます。
無意識に「ひどいよ」と言ってしまいます。(口癖になりそうだ)
ローリングさんはスー先生に恨みでもあるんですか?
本当にこんなふうになるとは思いませんでした。
スー先生が命の危険にさらされる以上にスー先生自身が傷付くような展開があるとは思いませんでした。
(ダンブルドア殺害はスー先生にダメージを負わせたと思っています。だってだってハリーに追われていたときのあの取り乱しよう。あああ思い出しただけでなんかもう……ああああ)

6巻は、今まで読んできた中で一番衝撃が強くて、一番落ち込んで、でも一番ほかの人の感想(考察でなく)が読みたくなる巻でした。
他のスネイプ先生好きさんが6巻を読んで同じようにショックを受けているのを見るとなんだか慰められます。
私だけがショックを受けているわけじゃないんだなあとかみんなスー先生を本当に好きなんだなあとか思うからかもしれません。
しみじみ複雑です。
うううう

即席カップル

急に出てきて急にくっつかれるとびっくりします。

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ジニーとロンについて。

あと、トンクスとルー先生とのカップルに納得がいかないのは私がルスネ者だからなのか…
こんなときにそんなこと言われても……ってかんじなんです。
スー先生がダンブルドアを殺して裏切って逃亡して、最後の最後にこれがトドメになりました。撃沈。
いやいやルー先生には幸せになってほしいですが…
でも信じていた全てのものを失った今のルー先生にそんな余裕があるんでしょうか? もうちょっと落ち着いてからでもよかったのでは…。
ああああああ……

ドラコ

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追い詰められて苦しんでいるドラコの描写を読むのはつらいです。
目の下に隈を作って、青い顔で、スー先生はまるで自分を見ているような
気持ちだったんじゃないでしょうか。
デスイーターって、自分の身を死に喰われているのだなあ。

癒されたいので2巻時のドラコでも…

ぶり返し

原作のスー先生の扱われ方がひどい。
これ以上痛ましいスネイプ先生を見たくない。
スー先生が救われる時というのはやってくるのでしょうか?(泣)
そして信頼していた何もかもを失ってしまったルー先生も痛ましい。
ひどい。本当に6巻はひどすぎる。
信じていればいるほどつらい内容です。
なんかもう感情的になって考察するどころではないです。
ああああああ。

ものごとに冷静に対処できないタイプだな私は…
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心穏やかに薬学の調合に専念するスー先生。
こんな時間がくればいいのに。

黒い毒

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「解毒剤のきかない毒草」というフレーズが
何ともスー先生っぽいなあと思ったので…

スー先生の醸す毒は左腕からくるものではないと思います。
ダンブルドアも、ヴォルデモートも、ジェームズも、みんな違う。
要因ではあっても直接の原因ではないと思います。
スー先生をあそこまで孤立させているものは一体なんなのだろう。
理解の及ばないスー先生が6巻にはいます。
でもどうにかして理解したい。

スー先生の顔

なんでスー先生はハリー相手になるとあんなに取り乱して+嫌味たらしく
なってしまうのでしょうか?
スー先生の実力・本領発揮はまさしくこっち側(ダブルスパイの閉心術士で
冷静沈着な策士)でしょうに、ハリー視点になると途端に『昔のことを
ぎゃーぎゃー言う恥知らずで大人気のないパワフルな意地悪教授』に
なっちゃうんですよね。
そういうところが好きなんですけど。

2章

また最初から読み直しているのですが…
スピナーズエンドのスー先生はやっぱり格好いい。
ベラの指摘をうまくすり抜けているな〜。
要点を言わずに『あのお方はすべてご存じだ』『あの方はお怒りだ』とだけ
通してるよ!
「計画」の内容も、スー先生自ら口に出しているシーンはありません。
6巻って3巻と同じでヴォルデモート本人が全然出て来ないんですよね。
記憶の中の姿を見たり話題の中で触れたりはするものの、今回実際に
ヴォルデモートが何か言っているシーンってなかった気がします。
だから、スー先生がスピナーズエンドで偉そうにピーターをこき使ったり
ベラを見下したりしていても、それが本当にヴォルデモートの意思あっての
ものなのかどうかがわからないのです。
そのあたりがスー先生の立ち位置を曖昧にしているなあ。
もどかしい…

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